HOME > 事業内容 > アルマー加工 製造工程

アルマー加工

アルマー加工 製造工程

約1週間~数ヶ月

メッキ加工前処理

メッキ加工前処理   メッキをする前の工程も、
より良い製品をお届けする為に、とても重要ですので、
時には工程を多めに割いて、
その処理等に当たります。
酸洗洗浄、水洗作業など十分に洗浄したのち素材の
検査を行い、ようやくメッキ処理となります。
メッキ加工前処理

メッキ加工

メッキ加工   690℃前後のアルマー溶液に一定時間浸け込みます。
アルマー加工は、表面に付着するだけでなく、
素材内にも浸透しますので若干膨れます。
ボルトやナット類は0.2mm~0.3mmのあまねじの必要があります。
メッキの様子は動画でも公開しておりますので、
是非、御覧ください。

動画を見る

メッキ加工

矯正・洗浄

矯正・洗浄   製品を大気放冷にて冷却させたのち、
曲がりの矯正や表面の付着物を洗浄にて除去していきます。
矯正・洗浄

仕上げ

仕上げ   メッキ施工後の切断・端部メッキ層除去などの製品の手入れも、
各スタッフの経験・知識の下、行っています。
仕上げ

検査

仕上げ   外観・メッキ厚のチェック、寸法の確認など、
最終の検査を行い、梱包しご納品となります。

アルマー加工 JIS規格

適用規格

JIS H8642 溶融アルミニウムめっき
JIS H8672 溶融アルミニウムめっき試験方法

適用範囲

薄鋼板、線類、ステンレス鋼および耐熱鋼を除く鉄鋼製品に耐候性、耐食性および耐熱性を向上させる
目的でJIS H2102(アルミニウム地金)の3種またはこれと同等以上の純度を有するアルミニウム地金を
用い、他の元素を加えない浴により溶融アルムニウムめっきの実用上重要な表面について規定

種類

めっきの種類はめっきの厚さ、および付着量により下表のとおりに分類。

種類 記号 備考
溶融アルミニウムめっき1種 HDA1 耐候性を目的とするもの
溶融アルミニウムめっき2種 HDA2 耐食性を目的とするもの
溶融アルミニウムめっき3種 HDA3※ 耐熱性を目的とするもの

※とくに指定のある場合には、加熱拡散処理を行うことができる。
 この場合の記号はHDA3-Dとする。

品質

めっきの厚さ、および付着量により下表のとおりに規定。

種類 記号 厚さ(μ)※1 付着量(g/m2)
溶融アルミニウムめっき1種 HDA1 60以上 110以上
溶融アルミニウムめっき2種 HDA2 70以上※2 120以上
溶融アルミニウムめっき3種 HDA3※ 合金層厚さ50以上 ---

※1 めっき厚さはアルミニウム層厚さと合金層厚さとの合計とする。
※2 HDA2については、アルミニウム層厚さは原則として10μ以上とする。ただし厚肉または
   特殊形状の製品については当事者間の協議により、その厚さを決めることができる。
※3 HDA3-Dについて拡散浸透層厚さは70μ以上とする。

有孔度:1種および2種のめっきの場合は、ピンホールのないものでなければならない。
密着性:めっきは素地とよく密着し、保管・取り扱い、使用に際して、十分耐えることが出来るもので
     なければならない。
     ハンマ試験による場合、打こん間に連続しためっき層の剥離、または浮き上がりがあってはな
     らない。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

093-791-0435 受付時間8:00~17:30

093-791-3053

ネットでのお問い合わせはこちら

お問い合わせ